診療のご案内

診療科目と診療内容・時間

眼科 一般診療
眼科 一般診療

結膜炎や緑内障の点眼治療近視の方の眼鏡処方などいわゆる「目医者さん」 としての役割をはたしています。

レーザー治療

レーザー光線による装置と超音波によるレーザー装置(YAGレーザー及びSLTレーザー)を設置しています。
>> 詳しくは レーザー治療について

白内障手術

「ゆっくり、丁寧に」をモットーに日帰り手術を中心に年間約150〜200例程度行っています。
>> 詳しくは 白内障手術について
※現在白内障の手術を休止しております。

コンタクトレンズ

各種コンタクトレンズを取り扱っています。コンタクトレンズは眼の専門医で作りましょう。
 妙法寺コンタクトレンズ ページ

近視の進行抑制治療

1)お子様の近視進行を抑制するための点眼治療(リジュセア®ミニ点眼液0.025%)を行っています。
2)1日使い捨て遠近両用ソフトコンタクトレンズ<シード EDOF>装用治療を行っています。
3)現在のところオルソケラトロジーの取り扱いはございません。 >> 詳しくは 近視抑制治療について

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診療時間
診療時間 日祝
午前診
8:45〜12:00
午後診
15:30〜18:00
16:30〜18:30

受付は15分前からとなります。
予約システムは終業の1時間前までとなります。

<令和7年8月〜>

午前診
 
1診 出射 出射 出射 出射 出射
2診
(9:30〜)
増田
(9:30〜)
増田
(9:30〜)
椋野
(9:30〜)
大学医師
(交代制)
(9:00〜)
午後診
午前の診療は2診体制で行います。
7月〜(木)午後は増田医師との併診体制となります。
7月〜(木)午前は高畠医師から増田医師に交代となります。
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主な検査内容と検査設備について

一部患者様のデータが含まれておりますが、ご本人の許可を得て掲載しています。
眼底検査

診察時に適宜、散瞳剤を用い瞳孔を開いて検査を行います。網膜の疾患をはじめ緑内障やぶどう膜炎の診断、治療に不可欠です。
当院では造影剤を注射しながら眼底写真をとる蛍光眼底撮影も実施しています。糖尿病網膜症や網膜血管閉塞症、黄斑変性症の方の治療に有効です。

全ての画像の掲載には患者様の許可をいただいています。
(走査型)超広角眼底撮影装置

広角眼底カメラCLARUSは、1回の撮影で従来の眼底カメラの2.5倍の画角の眼底画像が取得でき、 今まで見つけにくかった網膜周辺部の異常や病変をとらえられます。

【撮影例】

レーザー治療後

網膜裂孔に網膜光凝固術(レーザー治療)を行いました。

網膜裂孔周辺の詳細写真

眼底検査での広角眼底写真

耳側(右側)に網膜裂孔らしき所見が見られます。

視野検査

当院では、ハンフリー静的視野検査、ゴールドマン動的視野検査を行っています。
視野検査は緑内障をはじめ網膜や視神経の疾患、頭部の疾患等の診断・治療に不可欠です。

ハンフリー静的視野検査

ゴールドマン動的視野検査

緑内障検査

緑内障の診断、治療には眼圧測定の他、眼底検査、視野検査、隅角検査等が必要です。
緑内障は多くが年単位で進行する長い”おつきあい”をする病気です。当院では定期的な眼底写真撮影や視神経3次元画像解析により視神経の変化を観察しております。また、緑内障の疑いの方に短時間でできる視野検査を行っています。
さらに、検査結果を解析する装置を導入し、治療効果の判定も行っています。

角膜内皮細胞検査

角膜の内側の大切な細胞の密度を調べる検査です。
白内障の手術やレーザー治療の前後に行いますが、当院ではコンタクトレンズをご使用の方に対して定期的に角膜内皮細胞の変化を調べています。

光干渉断層3次元眼底撮影装置(OCT)

一般的にOCTと呼ばれる眼底の断層撮影を行う検査機器です。網膜の形状が深部まで分かり、神経線維の厚み等が把握できます。緑内障や黄斑変性症の早期発見や診断、あるいは経過観察が可能です。 現在の眼科診療に必須な機器と考えられています。





なお、当機種にはOCTアンギオグラフィー(光干渉断層血管撮影)の機能も備わっています。 これは網膜の血管の状態を評価するものです。黄斑変性症や網膜静脈閉塞症等の診断・治療に有効です。 造影剤を使用せずに、血管・血流の状態が分かるため、患者様の負担を軽減することが可能になりました。



角膜形状解析

屈折異常(遠視・近視・乱視)の度合い、不正乱視の検出や角膜形状解析などに用いられます。 白内障手術の術前検査でも使用されます。乱視用眼内レンズの適応を決定します。

ファイリングシステム

各検査機器と診察室との連携をとることにより、スムーズな診察を可能とします。 検査画像を用いることで、患者様に分かりやすい説明を可能とします。

>> 詳しくは こちらをご覧ください

ヘスチャート

正面・および上下左右を見た時の眼球の位置ずれを測定します。測定結果を図式的に記録することにより、眼球を動かしている筋肉の運動制限を知る事ができるため、斜視等の原因を推察できます。

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治療内容(手術治療とレーザー治療)について

手術治療

白内障手術

  • 当院では「ゆっくり、丁寧に」をモットーに日帰り手術を中心に年間約150〜200例程度行っています。大多数が小切開の「超音波乳化吸引術」でおこないます。ほとんどの方が、眼内レンズ挿入され良好な視力を得られています。

  • 院長は平成3年より「超音波乳化吸引術」に取り組み、現在まで約5,000を越える経験を有します。

※現在白内障の手術を休止しております。

【白内障手術関連装置】

光学式眼軸長測定装置

非接触での眼軸長測定が可能です。また、角膜の形状解析も可能とされています。

白内障手術装置

AMO社の高性能の機器を使用しています。

手術顕微鏡

カールツァイス社の最新の顕微鏡を使用しています。

抗VEGF治療(硝子体内注射)

抗VEGF治療は、黄斑変性症、網膜静脈閉塞症、黄斑浮腫を伴う糖尿病網膜症に行っております。
抗VEGF薬は、眼の中の新生血管の増殖を活発化させるVEGF(血管内皮増殖因子)という物質の働きを、抑える薬です。当院でも積極的に行っておりますが、難治性あるいは硝子体手術を要する方は、神戸大学病院をはじめとする先進医療施設にご紹介しております。
また、先進医療施設と連携しての診療もおこなっております。

全ての画像の掲載には患者様の許可をいただいています。
【治療例】

広角撮影:硝子体注射

数回の硝子体注射後、出血は減少しましたが、浮腫は繰り返します。

同日のOCT画像

激しい黄斑部浮腫が見られます。

初診時

激しい眼底出血がみられます。
広角写真は撮影しておりません。

広角撮影:術後

ようやく出血が引いて、落ち着きました。

広角撮影:網膜光凝固術

網膜光凝固術を開始しました。

OCT画像:経過

まだ治療中ですが、硝子体注射で黄斑部浮腫は落ち着きました。

眼瞼(がんけん)手術

眼瞼内反症を中心に行っております。
重症の眼瞼下垂や美容形成手術は形成外科をご紹介しております。

その他

麦粒腫の摘出手術、翼状片の切除などを行っております。詳細は医院にお尋ねください。

網膜光凝固

このレーザーは、糖尿病網膜症や網膜裂孔など、主として網膜疾患に使用します。
3つの波長があり(従来は1つ)、白内障などのレーザー光が透過する妨げになるものがある場合でも、 確実にレーザー照射が可能です。

YAGレーザー(SLT搭載)

この装置は、白内障術後に発症した後発白内障の切開手術が可能です。
また、緑内障の治療である、虹彩切開術や選択的レーザー繊維柱帯形成術(SLT)にも対応しています。
SLTは、房水の出口である繊維柱帯に低エネルギーを照射し、房水の流出抵抗を下げて、眼圧を下げる治療法です。
最近では、緑内障の初期治療でも有効性が確認されています。

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近視抑制治療について

小児の近視抑制治療について

リジュセア®ミニ点眼薬0.025%について

リジュセア®ミニ点眼薬は、小児期の近視の進行を軽減させることを目的にした低濃度のアトロピン点眼薬です。
参天製薬株式会社が製造販売する近視進行抑制点眼剤です。
国内製造で、防腐剤不使用、1回分ずつ個包装され管理しやすく衛生的です。
参天製薬HP

【治療の対象】
  • 5歳〜20歳までの方、軽度から中程度の近視の方
  • 就学前または小学校の低学年で眼鏡が必要なほど近視が強い場合など
  • 親が近視、特に両親がともに近視の場合など
  • 近視の進行が速い場合など

近視の進行を抑制することが大切な理由

子どもの近視は、主に眼球が楕円形にのびてしまう(眼軸長が伸びる)ことで、ピントの位置ずれが生じるケースが多くあります。
近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることはありません。
そのために眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するためには重要となります。
リジュセア®点眼薬は、眼軸長を伸展させる働きに関連するムスカリン受容体をブロックする効能があると言われています。

リジュセア®ミニ点眼薬の効果

3年間の使用で近視の進行を軽減させるデータが参天製薬の臨床試験からわかっています。

近視進行抑制治療イメージ図
出典:参天製薬パンフレットより

リジュセア®ミニ点眼薬の副作用

低濃度アトロピンの副作用は、アトロピンの散瞳効果と調節麻痺効果によるまぶしさと手元のぼやけがありますので、 必ず就寝前に点眼するようにしてください。しかし、濃度が低いため程度は軽く、長時間続かないため、寝る前に使用すれば日中への影響は少ないことがわかっています。 また、一部の子にアレルギー性結膜炎及び皮膚炎がおこることがわかっています。

治療の流れ

初回検査
まずはじめにリジュセア®ミニ点眼薬による近視抑制治療が可能か適正検査・診察を行います。
1ヶ月後
点眼薬使用後の経過を確認するため、検査・診察を行います。
3ヶ月後
点眼薬使用後の経過を確認するため、検査・診察を行います。

3ヶ月おきの診察・検査になります。

費用

本治療は自費診療(保険適応外)です。

初回検査 税込 5,060円(検査、診察費用1,000円+目薬代3,600円 ※1か月分)
1ヶ月後 税込 12,980円(検査、診察費用1,000円+目薬代10,800円 ※3か月分)
3ヶ月後 税込 12,980円(検査、診察費用1,000円+目薬代10,800円 ※3か月分)

最後に

近視を治すことはできません。近視の進行を抑制するのもであり、近視の進行が完全に止まるわけでもありません。
また、近視進行の軽減には個人差があります。

SEED 1day遠近両用ソフトコンタクトレンズEDOF装用治療について

EDOFについて

EDOF(拡張焦点深度)は、焦点深度を拡張することによって、遠くから中間距離までをクリアに見ることを目的としたレンズでぼやけを軽減します。
これにより眼軸が伸びるのを抑え、EDOFを装着することによって、周辺部の網膜に投影される焦点のピントのずれを軽減し近視進行が抑制されると考えられています。

【治療の対象】
  • 小学生高学年以上の方
  • ご自身でコンタクトの装着可能な方
  • 近視が中程度以上でオルソケラトロジー治療が適応がない方
  • オルソケラトロジー治療よりも費用を抑えたい方
EDOFを表す眼球の図

処方の流れ

眼の状態、検査、診察を行い適応があるか確認します。
装着脱練習後、コンタクトレンズを数日分お渡しします。
1週間後来院していただきコンタクトを購入して頂きます。

費用

本治療は自費診療(保険適応外)です。

コンタクト1箱 32枚入 3,300円  両眼6,600円

他の治療と組み合わせができます

EDOFによる治療とリジュセア®ミニ点眼液0.025%による治療と組み合わせることが可能です。
組み合わせ治療により、より強い近視進行効果が期待されます。

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連携協力病院




網膜剥離や角膜移植など高度な医療が必要とされる場合、
高度な医療技術を持つ病院にご協力いただいています。
当院に特にご協力いただいている病院は次の病院です。(敬称略)

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治療内容について
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